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プラーナ海老名からのお知らせ

プラーナ海老名

思い悩みやすい人、必見!日々をもっと楽に過ごすには、反すうを減らすのがコツ!

反すうやぐるぐる思考を減らすと、毎日がもっと楽になる。

こんにちは、プラーナ海老名です。

「反すう」という言葉を知っていますか?

反すうとは牛などの動物が食べ物を一度飲み込んで胃に送った後に、もう一度口の方へ戻してモグモグと噛む行為のことを言います。

牛は草を食べますが、草は消化が難しく、一度では十分に消化しきれないため、何度も口に戻してはモグモグとかんで飲み込む事を繰り返します。

牛の他にも、羊やヤギも反すうします。

では、人間はどうでしょうか?「そんなことしないよ~!」と思われた方が多いのではないでしょうか。

でも実は、私たち人間も「反すう」をするのです!

 

 

 

私たちが気づかぬうちに「反すう」しているのは草ではなく…「考え」

 

 

私たち人間がする「反すう」は、牛や羊がする反すうとは、ちょっと違います。

私たちが何度も繰り返しモグモグするのは「草」ではなく、「考え」です。

私たちは、何か気がかりな事、気になる事があった時などに、何度も何度も繰り返し考える事があります。

その様子が、牛が食べ物を反すうする様子に似ているので、そこから派生して、繰り返しぐるぐる考え続ける事を「反すう」と呼ぶようになりました。

何かを深く考えるのは、とても良い事とも言えそうですが、実はこの「反すう」は、心の健康に悪い影響を与える事があるのです。

 

 

「反すう」によって生じ得る、色々な悪影響

 

 

心の健康に悪い影響を与え得る「反すう」についてもう少し説明していきたいと思います。

ここで言う「反すう」とは、過去や未来について、はっきりとした答えが出ない事を漠然と、ひたすら考え続けている状態の事を指します。

例えば、

「何であんな事言ってしまったんだろう」

「やってしまったんだろう」

「何であの人はああ言ったんだろう…」

「○○と思われたのではないか…」

「こうなったらどうしよう?」

など、過去に起きた事や、これから先の事をグルグルと考え続けてしまう事ってありませんか。

実はこの「反すう」をすると、気持ちが不快になるだけでなく、すればするほど気分が滅入る、不安になる、問題解決能力が低下するなどの、負の連鎖が起こる場合が多いのです。

では何故、私たちは「反すう」してしまうのでしょうか?

私たち人間は何か問題が起きた時、それをどのように解決したら良いか、まずは考えてみます。

○○な問題があるから、□□をしよう!と、考える事で物事の解決をしようとします。

でも、解決をするために考えているのに、考えれば考えるほど、問題を冷静に解決する力が落ちていくのであれば、どうしたら良いのか、困ってしまいますね。

実は、問題を解決するための考え方と「反すう」は全く違うと気がつく事が重要です。

 

 

問題を解決するための考え方と「反すう」の違い

 

 

ここでは問題解決するための考え方を、問題解決思考と呼びたいと思います。

問題解決思考の特徴は、ダラダラと考え続けず、ある程度の時間を使って考える所です。

そして考えた後は、問題を解決するための行動を始める事ができます。

一方で「反すう」は、ダラダラと時間のメリハリなく考え続け、気分が悪くなったり、不安が強まったりします。

そして、問題を解決するための行動につながらないのが特徴です。

私たちは生きていれば様々なストレスを経験しますので、不安な気持ちを抱くのは自然な事ですが、「反すう」をする事で、それが一層大きなストレスや不安感に膨らんでいく事が多くあるのです。

毎日がつらいな~と感じている人は、もしかしたら「反すう」をたくさんしているかもしれません。

 

 

「反すう」の対処法

 

 

ではどうしたら良いでしょうか。

何か不安な事や気がかりな事があったら、まずは、それについて考える時間を決めましょう。

どれくらいの時間を考えに費やすべきかは、内容によって変わってくると思いますが、10~30分、長くても1時間以内に収めましょう。

時計を見てもよいですが、ストップウォッチで計ると、より良いと思います。

決めた時間がきたら、考えるのをストップして、いくつか振り返ります。

 

・考える事で何か良い方向に進んだか。

・解決のための行動にうつせそうか。

・気分が良くなったのか、悪くなったのか。

 

もし、良い解決方法が思い浮かんだり、気分が良くなったのであればそれでOK!

でも、もし、良い考えや行動が浮かばず、気分がより悪くなったのであれば、それ以上「反すう」しても、

どんどんネガティブになっていく危険が高いので、そこまでにしておきましょう。

考え続けるのではなく、今自分にできる別の事に時間を使う方が、気分も良くなり、もっと冷静に現実を受け止め、考えられるようになる可能性があります。

「反すう」を急に止めるのは難しいので、だらだらと考え続けないよう予め時間を決めてから、

考えるようにしてみましょう。

メリハリがとても重要です。

 

 

「反すう」を減らして、エネルギーと時間をもっと有意義に使おう!

 

 

「反すう」はとてもエネルギーを消耗します。エネルギーだけでなく、「反すう」が癖になっている場合は、時間も膨大に消費している可能性があります。

もしそうなら、この「反すう」の時間を減らすだけで、今まで「反すう」に使っていたエネルギーも、

「反すう」に使っていたたくさんの時間も、もっと自分にとって有意義で価値のあるものに使う事ができるようになります。

まずは、「反すう」している事に気づく所から、始めてみましょう。

減らす事ができたら、もっと楽に、日々を過ごせるようになるかもしれませんよ!

 

就労移行支援プラーナでは、このような役に立つ知識や実践方法をカリキュラムなどを通してお伝えしていますので、

ぜひ、一度ご見学にいらしてみてくださいね。

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