問い合わせる

プラーナからのお知らせ

就職事例|精神障がい

【就職事例】強迫神経症とASD30代男性Hさん「自己発信が苦手で」

自己発信が苦手 就労移行支援 

Hさんはプラーナに半年ほど通所しており、PCのスキルが高く積極的にプラーナで活動されておりました。現在は企業の特例子会社で、PCスキルを活かし事務補助の職員として勤務しております。会社にも慣れてきて業務にも少しずつ増えており順調に就労しているHさんにプラーナ利用時の活動の振り返りと就労してからプラーナの活動が活かされていることや、お仕事で意識していることについてお話をお伺いさせていただきました。

 

 

 

1.就労移行支援プラーナを知ったきっかけは?

 

プラーナに通う前に就労継続支援B型事業所に通っていました。就労継続支援B型事業所で活動する中で、一般就労をしたいと思い、以前から相談にのって頂いていた若者サポートステーションの相談員の方に就労に向けた準備をしたい旨をお伝えしたところ、就労移行支援プラーナ海老名をおすすめにされました。定着支援が無期限というところに魅力的だと思い、プラーナの利用を決めました。

 

2.就労移行支援プラーナ海老名利用開始

自己発信 苦手 仕事 障がい者雇用            

利用開始当初は、周りの方とコミュニケーションがとれるか心配でした。他の利用者の方々がしっかりとコミュニケーションを取っている姿を見てすごく驚きました。自分自身のことを自分の言葉で伝えている方をみてすごいなと思いました。

カリキュラムや他の利用者の方々の様子をみて自己発信することが就職する上でも大切だと気づきました。そして活動の中で、物事を伝えることや自分の気持ちを話すことが課題だと思いました。

プラーナで行っているプラーナPCビジネス検定期間中に検定試験のことで質問することに迷い、不安を感じた経験をしました。その経験の中で自己発信をして自分自身で不安を解消する大切さを学びました。プラーナは練習の場だと思い、勇気を出して自己発信を意識しました。積極的にカリキュラムなどに参加していくことで自己発信のスキルが身についたと思います。特に「表現と発信」のカリキュラムでは自分自身の言い方や伝え方など工夫しながら発表をして自身の伝えたいことを伝えられる様には発表をしました。

また、就職活動に入る前は自分自身の職業適性がどういったものであるのか、また自分自身に合う仕事があるか不安に感じていましたが、周りの利用者の方々が就職しようと高い意識をもって活動をしていたので、モチベーションを維持することができて良かったと感じています。

 

3.就職活動でぶつかったこと、大変だったこと

自己発信 苦手 就職 障がい者雇用

 

就職活動で大変だったことは、面接時に提出をする応募書類の作成で、特に職務経歴書の作成に苦戦しました。文章にすることも苦手でしたし、何を伝えたいのか分からず悩みました応募書類を完成させるためにプラーナの職員と相談を重ねました。その結果、伝えたい事を整理することができ、応募書類を完成させることができました。プラーナの活動の中で大切だと感じた自己発信のスキルを活かして、悩んでいること・困っていることを伝えて相談することができたことがすごくよかったです。相談をする中で、自分自身の伝えたい事をはっきりさせることができ、自己理解を深めることができました。自己理解を深めることができたことで、面接の際にも自分自身の言葉で伝えたいことを表現することができました。

 

4.就職そして現在

 

自己発信 苦手 就職

職場体験実習や入社前面談の中で、業務手順・やり方を理解するためにマニュアル作成をしたいと企業の方と相談をしました。入社当初は、業務マニュアルの作成をしながら業務の流れなどを覚えていきました。マニュアル作成だけでは業務の把握が出来ないので、分からないことは積極的に聞くように意識していました。業務の把握をするのはとても苦労しましたが、プラーナで身につけた自己発信のスキル・相談をするスキルを活かすことができました。入社当初は緊張感が強かったですが、勇気を出して質問することができ、プラーナで学んだクッション言葉を使ってビジネスマナーを意識しながら質問をするように心がけました。最近では、職場環境が変わったことや自分自身の業務量が増えたことで、付せんに質問内容を書いて自己発信することが増えてきました。新しい自己発信の方法ですが、少しずつ慣れています。

 

定着の面談に行った際も仕事をきっちりと行っておりミスがないと企業様から高い評価を受けております。また、企業様から分からないことをそのままにせずにしっかりと質問をしていて、質問や相談することが苦手な方とは思えないとお話を伺ったことがあります。Hさんがお仕事を円滑に進めようと苦手な自己発信も勇気を出して行っている姿は素晴らしいと思いました。今後はPC系の資格を取得したい、スプレットシートを仕事で活用しているため詳しくなりたい、とお話されてHさんにしか出来ない仕事を増やしていきたいと前向きな気持ちをお持ちでした。職場で活躍されているHさんを今後もサポートしていきたいと思います。

 

プラーナは就労後の定着支援を大切にしています。永く勤めていただくために、ご本人が安定して働く為のアドバイスやを行いながら、プラーナから企業様への相談も行っています。そのためプラーナでは無期限の定着支援を行い、末永くご本人、企業様とつながりを持って支援を行っています。プラーナの取り組みに興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

―次に繋げる―

就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229

お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com

前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事