
こんにちは!プラーナ海老名です。
みなさんは普段自分の言葉遣いを
意識したり振り返ったりすることはありますか?
ご家族・ご友人との間ではカジュアルでラフな
言葉遣いをされている方が大半だと思いますが
職場ではどうでしょう?
職場で丁寧な言葉遣いをすることは、良好な人間関係を築き、
円滑なコミュニケーションを図るために大事なことです。
就職されている方、就職に向けてトレーニングをされている方は
すでにそれを意識し、敬語を使ってコミュニケーションをされていると思います。
ですが、良かれと思って使っていた言葉が相手を不快にさせていることもあるのです。
今回は職場で出やすい間違った言葉遣いとその対策を見ていきましょう。
●ビジネスシーンで間違いやすい言葉遣い5選
職場でイラっとされやすい間違えやすい言葉はいくつかありますが、ここでは特に注意したい5つの例と、その理由、そして言い換え例をご紹介します。
1. 「〜しておいてください」
問題点: 一見丁寧に見えますが、命令形に近いニュアンスを含むため、相手によっては不快感を与えてしまう可能性があります。特に目上の方や、立場がはっきりしない相手に対して使うのは避けた方が良いでしょう。
言い換え例: 「〜していただけますか?」「〜していただけると助かります」
2. 「了解です」
問題点: 「了解」は本来、目上の者が目下の者に使う言葉です。そのため、上司や取引先などに対して使うのは失礼にあたります。
言い換え例: 「承知いたしました」「かしこまりました」「承りました」
3. 「大丈夫です」
問題点: 肯定にも否定にも受け取れる曖昧な表現であり、軽く受け流すようなニュアンスを含むことがあります。相手の好意を無下にするような印象を与えたり、「自分が判断して問題ないと決めた」という上から目線の態度と捉えられたりする可能性があります。
言い換え例: 「問題ございません」「支障ございません」
4. 「参考になります」
問題点: 「参考になります」は、相手の提供してくれた情報や意見を「参考程度」に受け取ったというニュアンスを含むため、場合によっては上から目線に聞こえたり、相手の貢献を軽んじているように受け取られたりする可能性があります。
言い換え例: 「大変勉強になりました。」「今後の業務に役立ててまいります。」
5. 「すみません」
問題点: 軽い謝罪や相手への気遣いを表す言葉として広く使われますが、意味合いが軽く受け取られたり、感謝や依頼などさまざまな意味でも使われたりします。そのため、相手に誤解を与えたり、意図が伝わりにくかったりする可能性があります。
言い換え例: 「申し訳ございません」「大変ご迷惑をおかけしました」「恐れ入りますが」
●職場のコミュニケーションで誤解を招かないための対策
上司に失礼な言葉を使わないためには、日頃から意識して言葉遣いを改善していくことが重要です。以下に、具体的な対策法を3つご紹介いたします。
1. 基本的な敬語を徹底的に身につける
尊敬語・謙譲語・丁寧語の区別はできていますか?それぞれの意味と使い方を理解し、混同しないように意識しましょう。
尊敬語: 相手を高める言葉(例:「おっしゃる」「ご覧になる」「召し上がる」)
謙譲語: 自分がへりくだる言葉(例:「申す」「拝見する」「いただく」)
丁寧語: 言葉を丁寧に表現する言葉(例:「です」「ます」「ございます」)
また、敬語に関する書籍やウェブサイトを活用するのも一つの手です。最近ではビジネスシーンに限定した敬語の使い方や、丁寧な言葉遣いを紹介する書籍やウェブサイトがたくさんあります。積極的に活用し、知識を深めましょう。
2. 周囲の人の言葉遣いを参考にする
職場の上司や先輩など、言葉遣いが丁寧な人の話し方を観察してみましょう。身近な人の真似は上達への近道です。どのような場面でどのような言葉を使っているのかを注意深く観察し、自分の言葉遣いに取り入れてみてはいかがでしょうか。
またその際、良いと思った表現はメモに取っておくと、 良い表現のストックができ、いざという時に適切な言葉遣いが出やすくなります。
3. 定期的に言葉遣いを振り返る
ここまで見てくださったあなたは、まさに今記事を読みながら日頃の言葉遣いを振り返っていることでしょう。これを習慣化してみるのはいかがでしょうか。その日やその週にどのような言葉を使ったか、失礼な表現はなかったかを振り返ることで、改善点を明確にすることができます。反省点があれば、本やインターネットで具体的な言い換えを調べてみてください。きっとあなたの必要としている情報が見つかるはずです。
●まとめ
ご自身の言葉遣いを振り返ってみていかがだったでしょうか。
この記事の筆者も完璧にできているかと言われればそうではありません。
むしろ完璧な方などほとんどいないと思います。
だからこそ、定期的に振り返ってみませんか?対策を継続的に行うことで、自然と丁寧な言葉遣いが身につき、上司との良好なコミュニケーションを築くことができるはずです。焦らずに、一つずつ意識して改善していきましょう。
プラーナ海老名では、ビジネスマナーや言葉の理解を通じて自信をもって就労するお手伝いをしています。就職活動や履歴書作成など、さまざまなサポートも行っています。皆さんが新たな一歩を踏み出すために、私たちは全力でサポートします。
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