
こんにちは!プラーナ海老名です。
この春晴れて社会人デビューされたみなさん、おめでとうございます。
これまで過ごした学び舎を出て
就職、就労サービス利用など新たな1歩を踏み出したことと思います。
ご不安なこと、たくさんあるかと思いますが、
ご自身をしっかりと見つめ、必要な助けを借りることができれば
きっと安定して過ごすことができると思います。
今回は発達障害がある方に向け
社会人生活をスムーズに送るために大切なことを10個ご紹介します。
目次
社会人1年目に知っておきたい10のこと
1.自分の特性を理解する
これまでの生活の中で、ご自身の得意なこと、苦手なこと、様々な気付きがあったと思います。自分の特性やどのような環境で力を発揮できるのかを把握できると、これからの生活の中での困りに対処しやすくなったり、周りの方から理解をしてもらいやすかったりします。周囲に伝えられるように準備していきましょう。
2.相談しやすい関係づくり
周りの方と積極的にコミュニケーションを取り、相談しやすい関係を築きましょう。普段から雑談などをして、安心して話ができる関係性を作っておくことで、いざ困ったことが起きた時に自分から発信しやすくなります。また相手からの助けも得やすくなります。まずは挨拶からでOK。自分から声をかける習慣を付けましょう。
3.こまめに報連相
ご自身の活動状況や体調はこまめに報連相をすることをおすすめします。話の誤解や勘違いの経験がある方は、報連相に不安があるかもしれません。報連相は早ければ早いほど対処も浅く済むことが多いです。考えがまとまらないとき、一人で解決できない時はすぐに発信する癖をつけてみてください。
4.仕事・活動を取り組みやすくする工夫
やることが多くなると、思考がまとまらなくなってしまったり、提出期日に間に合わせることが難しくなってきたりすることがあります。集中できるよう机の上やロッカーなど、作業環境を整えることがおすすめです。また、メモやチェックリストを活用し、タスクやスケジュールを管理することも効果的です。期日順にやることを並べ替えれば、自然と優先順位が見えてきます。
5.コミュニケーションの工夫
先程の報連相の話にも繋がりますが、普段からコミュニケーションを多く取り話をしやすい関係づくりをしておくと良いです。コミュニケーションは「話す」スキルが目立ちやすいですが、「聞く」スキルも重要です。頷きやアイコンタクト、表情も意識して見ましょう。
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6.自分のベースで進める
社会に出るということは、たくさんの人と関わりを持つということ。自分の出来だけでなく、周りの目や評価も気になるところでしょう。他の人の出来が素晴らしく良く見えたり、時に羨ましく感じることがあるかもしれません。でも人それぞれスキルが身に付くペースは異なります。周りに無理に合わせるのではなく、あなたは自分のペースで焦らず進めていいのです。
7.失敗に対するマインド
初めての社会人生活ですので、何かと失敗は付き物。最初からうまくいく人はいません。完璧を目指しすぎず、ある程度のところで妥協することも大切です。また、失敗への不安からミスを恐れて萎縮してしまいがちですが、1年目だからこそ、周りの方から教えていただけることがたくさんあります。まずは「経験してみよう」「挑戦してみよう」という気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。
8.感謝の気持ちを忘れずに
社会人1年目は周囲の人が何かと気にかけてくださり、サポートしてくれることが多いです。ぜひ感謝の気持ちを言葉や態度で伝えましょう。感謝の気持ちが伝わると、相手もきっと嬉しいはず。またサポートしてくださったり、その方との関係性が良くなります。「ありがとう」と「すみません」は、社会人の基本ですので、普段より意識して伝えるようにしてみましょう。
9.ストレスマネジメント
人は仕事や活動内容だけでなく、気温や天気、公共交通機関など様々な所からストレスを受けています。趣味や運動など、リラックスできる時間を作っていますか。また、睡眠時間は十分に確保できていますか。安定した体調を維持するためにも、しっかりと休息を取り、生活リズムを整えるようにしましょう。
10.自分を大切にする
これが一番大切といっても過言ではないかもしれません。毎日自分の良いところや頑張りを認め、自分を褒めてあげましょう。成果を残した、立派に成し遂げた、そんな大きなことでなくてよいのです。無事に行って帰ってくることができた、それなりに栄養を摂った、体調を優先して休憩を取れた、などなど。自分を労わることで、自分自身を認め、自尊感情を高めることができますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。上記のポイントは全部完璧に取り組もうとせず、まずは出来るところから一つずつ試してみてくださいね。
最後になりますが、現在医師やカウンセラーなどの医療機関、発達障害者支援センターや就労移行支援事業所などの福祉機関は利用されていますか。悩みや困りごとの相談、就労に関するアドバイスなど必要な情報をもらったりすることができます。
就労移行支援プラーナでは、就労に関するサポートの他に、生活支援も行っております。おひとりお一人の特性や状況に合わせ、通院同行のサポートなども行い、必要な支援機関との繋がりを作るサポートもいたします。
もし「活用していない」「一人で対処することに困りを感じている」という方はぜひお近くのプラーナにお問い合わせください。
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