皆さんは仕事や対人関係等で失敗をしてしまった時、どんな考えや気持ちになりますか?
落ち込んでしまうという方は少なくないかと思います。
ですが、落ち込むか落ち込まないかはあなたの「失敗」へ対する捉え方一つで変える事が出来ます。
落ち込みからなかなか抜け出す事が出来ないという方は必見!!
今回は失敗した時の考え方や対処法についてをご紹介していきたいと思います。
失敗をした時の典型的な思考パターン
失敗をした時になかなか立ち直ることができない人は失敗した人特有の思考パターンをする傾向があります。
失敗してしまった自分が情けない
失敗して立ち直ることができない人は、自分を責める傾向があります。
「本来失敗するはずのない自分が失敗するなんて、自分らしくない!」という思いと「私は能力がないので失敗するんだ!」 という2つの思考パターンがありますが、後者だと立ち直るのに時間がかかる事が多いでしょう。
失敗による周りの人の評価が怖い、気まずい
「上司の目が気になる」 「同僚や後輩に対して恥ずかしい」 「できれば誰にも知られずに隠したい」など、とにかく周りの目が気になって仕方がありません。
失敗のシーンを頭の中で何度も繰り返す
「どうしてあの時こうしたのだろう?」とか「あの時こうしていれば失敗しなかったのに」と何度も失敗のシーンを頭の中で繰り返すケースがあげられます。
これは失敗のイメージトレーニングを繰り返していることに他なりません。
失敗から立ち直り上昇するレジリエンス力を鍛える
レジリエンスとは心理学用語で「人の心の回復力」を示しますが、ここでは失敗や逆境を乗り越える力のことを言います。
立ち直りまでが早い人ほどレジリエンスが高いといえます。
ではレジリエンス力を鍛える方法をご紹介します。
・思い込みを捨てる
・気持ちの切り替えトレーニング
・ポジティブな側面を探す
・失敗したときが終点ではない
では一つずつ見ていきましょう。
➀思い込みを捨てる
自分の中にあるマイナスの思い込みを減らすだけでも失敗したときの気持ちはグッと楽に受け止められます。
・こうあるべきと決めつけていることがないか
・やっぱりだめだったと悲観していないか
・すべてを自分のせいにして自分を責めていないか
・次もダメだろうと不安になっていないか
・何をしてもダメだからと諦め姿勢になっていないか
・周りへの非難や批判の気持ちがないか
・周りと比較して自分を嘆いていないか
落ち込んだ時はこのような思い込みがないか振り返ってみましょう。
②気持ちの切り替えトレーニング
落ち込んだ時は、その気持ちに囚われがちになります。囚われてしまうと、失敗のイメージトレーニングを積んでしまうことになります。
それを避けるためにも、気持ちを切り替えることに努めましょう。
・歩く、走る、ダンスなどで体を動かす
・好きな音楽
・心を書き出す
・呼吸に意識を向ける瞑想に取り組む
などなど色々試してみて、自分が切り替えやすいものをいくつか持っておくといいですね。
③ポジティブな側面を探す
どんなことにもプラスの側面は隠れているものなのです。
ですが、放っておいて糧にできるわけではありません。
落ち込みから抜け出す心の選択はあなた次第です。手っ取り早いのは、その失敗が成功の糧になると捉えることです。また、感謝できることを探してみるのも有効です。
感謝する心は、自分を癒すことにもつながります。失敗からの落ち込みに占領されたままでいるよりもずっと幸せ度があがるはずです。
④失敗したときが終点ではない
自分の経験のすべてがどんな結果が出ても意義のあることだったというストーリーまで実感してください。
失敗を終点に捉えると回復や上昇が遠ざかってしまいます。その先があることを認識しましょう。失敗したで終わってしまったら、その学びを掴み損ねてしまいます。
結局のところ、失敗そのものではなく「考え方」が失敗しているのです。失敗を教訓に成功体験に変えることができれば、失敗の数だけ成功できます。
失敗=チャンスと考えて、失敗を味方につけてしまいましょう。失敗しない人生はとても無機質で、成長の機会を逃すだけのもの。
失敗自体はマイナスでないということを心に留めておいてください。
まとめ
プラーナは模擬職場。「プラーナは失敗する場所」と皆さんにお伝えしています。
もちろん人間ですから就職後も失敗をするでしょう。
そんな時に落ち込みから抜け出せないなんてことがないように、プラーナでいろんな経験を通してたくさん失敗をしてレジリエンス力高めていきませんか?