「緊張」に関する調査によると、「緊張しやすい」と答えた人は8割を超えます。
「どんな時に緊張しますか?」という場面別の質問では、「プレゼンテーション」、「試験・テスト」、「面接」、「発表会」、「対人面(初対面の人と会うとき)」など、誰もが緊張しそうな場面が上位にきています。
では、こうした場面で緊張をコントロールしてうまく付き合っていくにはどうしたらいいのでしょうか。
本日は、緊張をコントロールするコツをご紹介させていただきます!
緊張は「味方」
「緊張するのはとても良いこと」というと「えーーっ!?」「そんなことない!」と反論が返ってきそうですね。
しかし、脳科学や心理学の分野では、緊張はいいこと、良い作用をもたらすということが何十年も前から解明されています。
生理学者による研究では、ある程度の緊張感・緊迫感があった方がパフォーマンスは上昇するということがわかっています。
この結果は、緊張が敵ではなく「味方」であることを示しています。
適度な緊張状態では、ノルアドレナリンという物質が分泌されます。
このノルアドレナリンは、集中力や判断力を高めて、脳のパフォーマンスを飛躍的に高めてくれるのです。
ただし、過剰に緊張し過ぎると頭が真っ白になったり、筋肉が強張ったりするので、逆にパフォーマンスが下がってしまうので、緊張をコントロールする必要があるのです。
緊張してきたときに効く魔法の言葉
ほとんどの人は、緊張してきたときに「どうしよう…緊張してきた…」「緊張したらどうしよう…」とネガティブな言葉を口にしてしまったり、思い浮かべたりしてしまうかもしれません。
ネガティブな言葉や思考は、不安を招き、さらに緊張を増幅させてしまいます。
そんなときには、魔法の言葉「パフォーマンスが上がってきた!」と言うようにしてみましょう!
適度な緊張は良い効果をもたらしてくれますので、「適度に緊張しているな、今日は良いパフォーマンスができるかも!」と、前向きな言葉に置き換えてみると良いかもしれません。
1分でできる緊張緩和法
では、ここで緊張する場面で即効性のある「緊張緩和法」を紹介させていただきます。
但し、日頃から朝散歩やしっかり睡眠をとることも大事ですよ。
①正しい呼吸法
緊張した時に一番手っ取り早い方法として「深呼吸」があります。
しかし、ただ「深呼吸する」のではなく、正しい呼吸をする必要があります。
正しいやり方が、「大きく息を吸って、2倍以上の時間をかけて息を吐く」です。
②背筋を伸ばす
背筋を伸ばすだけで、緊張はスーッと引いていきます。
それは「姿勢」と「セロトニン」が関係しているからです。
背筋を伸ばして姿勢をよくするだけでセロトニンが活性化し、緊張をコントロールできるのです。
緊張している人は、前かがみになりがちです。緊張しているな、と感じたら意識して背筋を伸ばしてみてください。
まとめ
いい緊張は、皆さんのスキルをさらに発揮してくれる作用があります。
ぜひ、緊張をうまくコントロールして、上手に付き合っていく方法を試してみてくださいね!
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