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休み明けの気持ちや行動の切り替えが苦手…【ONとOFFの切り替えは障がいへの理解がポイント⁉】

コミュニケーションが苦手

皆さんこんにちは!プラーナ八戸です。

今の時期、学生さんの夏休みはもちろん、多くの企業では所謂“お盆休み”の期間に入ることもあり、社会人はまとまったお休みになっている人も多いのではないでしょうか?

休みで嬉しい反面、どうしても普段と違う生活リズムで過ごす時間が増え、お休み明けに生活リズムやルーティンワークの乱れに悩む方もいらっしゃるかと思います。

 

中には、急に生活リズムが変わったことで精神的な不調や身体のだるさ、倦怠感などの症状を感じる方もいるかもしれません。

また、休みの間に楽しく過ごす時間も多いと仕事始めが辛くなってしまうことにもつながりかねないので、「休み明け」というのは注意が必要な時期でもあります。

 

実は発達障害のある方にとって、普段の生活リズムから一度離れることや、休み中に変化した生活習慣を戻すことなどのONとOFFの切り替えに対応することがストレス要因に繋がる方もいらっしゃいます。

今回のブログでは休み明けにつらくなる原因についてご紹介したいと思います。

実際にプラーナ八戸で行っているプログラムの紹介もさせていただきますので要チェック!

(プログラムの内容だけ知りたい方は目次の“プラーナ八戸オリジナル!ストレスヘルスケアのプログラム”へ飛んでくださいね!)

 

 

「休み明け」が辛いのはなぜ?そのメカニズムに迫る!

 

生理痛 腹痛

「あぁ、もう休みが終わってしまう。明日からまた仕事かぁ…」

「また明日から学校か…。行きたくないなぁ」

など、休み明けが辛いのはどなたでも抱く感情の一つではあるかと思います。

しかし、実はより休み明けの生活リズムや気持ちの変化に対応・対処するのが難しい可能性のある方もいます。

 

発達障がいをお持ちの方の場合、不安や恐怖を感じやすいという傾向がある方もいらっしゃいます。

特に自閉症スペクトラム(ASD)は、脳の特性の影響でネガティブな記憶が忘れにくい傾向があります。

ナイーブで慎重であったりや不安の強い方、一見活発に見えるけど繊細な方などは、さらにネガティブな記憶を脳に溜め込みやすいのです。

例えば、仕事でミスをしてしまい怒られた経験があったり、学校でうまくいかないことがあったりすると、その記憶をずっと引きずってしまうことが多いのです。

それによって、「またミスをしてしまったらどうしよう」「また怒られてしまったらどうしよう」という思いからなかなか抜け出せなくなってしまい、休み明けに対して恐怖感情が強くなってしまうことに。ネガティブな記憶が勝ってしまい不安が先走るのです。

自分の不安な気持ちを表面に出すことが苦手でうまく周囲に伝えることができず、結果として無理をしてしまうことから体調を崩してしまうことに繋がる場合もあります。

 

また、自閉スペクトラム症の方は日課や習慣の「変化」や予定の「変更」が苦手という症状がある方も多く見られます。見通しの立たなさが不安に繋がることもあるのです。
環境の変化によって、休み明けの生活リズムの見通しが立たず不安感が強くなってしまい、苛立ちや落ち込みなどに発展することもあります。

※しかし、障がいの特性によっては逆に生活リズムを変えることが苦手なため休み期間中も生活リズムを変化させることなく生活する方もいらっしゃいますのでここでご紹介させていただいたのはあくまでも一例です。

 

「休み明け」の生活をなるべくスムーズにスタートさせるためにも、大事なのは「休み明け」に感じる不調が障がいの特性からくるものなのか違うのかを理解することが第一歩になります。

次項では、プラーナ八戸で実際に行っているプログラムをご紹介させていただきながら、どのように障がいの理解を進めていくのかのプロセスをお伝えさえていただきます。

 

プラーナ八戸オリジナル!ストレスヘルスケアのプログラム

プラーナ八戸のストレスヘルスケアのプログラムでは日常生活や仕事で生じる様々なストレスとうまく付き合っていく方法や、体調管理について学びます。

プログラムは毎週月曜日の午後の時間に受講することができますが、初めてプラーナをご見学される方にも大人気のプログラムとなっております。

自分自身の体調不良の原因や上手くいかないことへの対処が苦手なことを知る新鮮な機会と感じてくださる方も多い様子。

プログラムに参加したことで、

「今まで何となくでしか理解していなかった自分の障がいと向き合うことができた」

「自分自身の苦手なことへの対処法がわかってよかった」

「なんで上手くいかなんだろうっていう問題の原因がわかった」

などのお声が寄せられております。

 

障がいの自己理解を促すプログラムは他にもたくさんご用意しておりますが、自分自身が感じるストレスをケアする方法を身に付けることに繋がるので、ご就職後にも大変役立つ内容となっております。

では、そんなストレスヘルスケアのプログラムの気になる内容について、ほんの少しご紹介させていただきますね。

 

ストレス反応を知り自分自身の対処法(コーピング)を確立させる

ストレス反応とは、ストレスを感じたときに現れる心身の症状のことを指します。

心理面の症状では、不安感・気分の落ち込み・興味関心の低下・集中力の低下・意欲の低下・イライラ、等が現れます。

身体面の症状では、入眠障害・疲労感・頭痛・肩こりや腰痛・目の疲れやめまい・食欲低下・腹痛・動機等が現れます。

また、行動面に症状が出る方もいます。具体的には、飲酒量や食欲の増加・欠勤や遅刻の増加・ミスやヒヤリハットの増加等が出る方もいます。

 

プログラム内では、自分自身がストレスを感じやすい状況や条件を書き出していただき、どんな症状が現れるかをさらに書き出します。

もちろん、自分自身のストレスと向き合う時間になりますので、この活動自体にストレスを感じる方もいらっしゃいますので、その場合は一度ストップし体調が整ってから再スタートします。

無理なく、障がいの自己理解を進められるようスタッフが全力でここでもサポートさせていただきますのでご安心くださいね。

 

自分自身のストレスの反応を書き出すことができると次のステップとして、対処法(コーピング)を探し出すステップに進みます。

プログラムの中では「3つのR」についてお話させていただきました。

3つのRとは、レスト(Rest)【休息(きゅうそく)、休養(きゅうよう)、睡眠(すいみん)】のことを指します。

休み中の所謂、OFFの時間の過ごし方に着目し、どのように過ごしたらストレス軽減につながるのか、生活リズムを崩さずに過ごせるかを自分自身の考えだけではなくスタッフや他者の意見を聞き自分自身のストレスへのコーピング法を確立させます。

 

このコーピングを就職前に確立させておくことがとても心強い味方になります。

自分自身の障がい特性を知り、ストレス反応を理解することで気持ちや生活リズムに変化が出ても、自分自身で対処できれば不安感もぐっと減ることでしょう。

ぜひ、プログラムの内容がさらに気になる方や実際に参加してみたい方は見学や体験実習を随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡くださいませ!

 

まとめ

いかかでしたか?

本日は「ONとOFFの切り替えが苦手な原因」についてご紹介させていただきました。

是非、ご自身の休み明けの気持ちをうまく整理できない、長期休みの後は気持ちが落ち込んでしまって学校や仕事に行きたくないとい方はどんなお悩みでも一度プラーナへご相談ください。

プラーナ八戸のプログラムでは、今回ご紹介した内容の他にも様々なプログラムをご用意しております。ご自身の悩みに合わせたプログラムの参加からのスタートも可能です。

おひとりでのご見学が不安…という方もスタッフが丁寧にお話を伺わせていただきますのでご安心くださいね。

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