こんにちは、プラーナ宮崎です。
1月も中旬に差し掛かっていますが、日々、寒暖差が体調を整えるのに気を遣っている方も多いのではないでしょうか。
プラーナでは自身の体調に目を向け、体調管理への意識付けをするために、毎日、朝の朝礼や終了後の振り返りを実施しています。
また喜ばしいことに、新年を迎え、プラーナからはお二人の方が一般就労へ進まれました。
初日には入社同行を行い、ご本人様と一緒に企業様へご挨拶しましたが、とても期待に満ちた姿を見ることができ、支援員として大変嬉しく感じたところです。
さて、新しい環境へ身を置く際に、不安に感じるものの一つとして、人間関係があります。
また新しい方を迎え入れる側もどのような方がいらっしゃるのか、不安と期待に胸を膨らませているのではないでしょうか。
人間関係で問題に思うのが、苦手な人との付き合い方です。
苦手な方がいないという人はまれだと思います。だからと言って、今後、就労や新しいステップへ進む際に、新しい人間関係を築かないわけにはいきません。
そこで、本日は「苦手な人との付き合い方」についてお話ししたいと思います。
苦手・嫌いを分析する
苦手な人のお話をする前に、皆さん、どのような人と一緒に働きたいですか。
マナーを守る人、優しい人、何でも相談しやすい人などイメージする中には、悪口を言わない人、プライベートを詮索しない人、苦手な人以外など、マイナスなイメージから考えることもあります。
では、あなたの苦手、嫌いな人とはどんな人でしょう。思い浮かべてみてください。
その人の「すべて」が受け入れられないのでしょうか。それともその人の「一部」が受け入れられないのでしょうか。
話していることは理解できるけど、ちょっと話し方が苦手という人はいませんか。
すべてと感じてしまうと、あの人は何を言ってもむかつく、あの人とは関わらないようにしようと、自分にも相手にも制限を設けてしまいます。
逆に、あの人の「ここ」が受け入れられないと、一部として捉えられると、あの人のここだけが苦手だから関わり方を変えてみようと心にゆとりをもって関われることができるようになります。
このように「嫌い・苦手」を分析することが大切です。
分析する際には3つに分けて分析すると良いと言われています。
①見た目:服装や印象、表情など
②言動:発言や接し方など
③考え方:価値観や判断基準など
相手を分析することで、相手の受け入れられる部分も増えていきます。
相手の良い所に目を向ける
人はあるモノに意識を向けると、無意識にそのことばかり考えてしまいます。
そのため、嫌な所ばかり考えてしまうと、その人の嫌な所ばかりに目が行ってしまいます。
嫌いな人のことを避けよう、嫌いだ、苦手だと思っていればいるほど、本当は遠ざけたいことを引き寄せてしまいます。
このような状況を心理学では「カラーバス効果」といいます。
例えば、「犬を飼いたい」と思い始めると、街中で犬にばかり目が行くなど、プラスであってもマイナスであっても、情報が自分のところに舞い込んでくるようになるといった経験はないでしょうか。
このカラーバス効果を上手く活用し、「良い所」に目を向けることで、良い所を引き寄せることができるようになります。
まとめ
就労においては、嫌いな人とも一緒に仕事をしなければなりません。
好き嫌いや苦手さで、仕事上の対応が違うことがあってはなりません。
業務や職場全体においては、時には距離を置きながら、適度な距離感を保つことで、自分の仕事に集中できる環境を整える必要があります。
そして、無理をせず、落ち着いたら信頼できる人に相談してみることも大切な要素です。
人を嫌いになることは悪いことではありません。誰にでも「嫌だな、苦手だな」と思うことはあります。
プラーナでは、模擬職場として就労に向けた実践的訓練を提供しており、職場での挨拶やビジネスマナーを意識したコミュニケーションを見つけるためのプログラムを実施しています。
ぜひ、プラーナで一緒に人間関係を築くためのスキルを身に付けませんか?
今回の内容が気になった方は下記よりお問い合わせください。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。