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プラーナ八戸からのお知らせ

プラーナ八戸

災害時に適切な行動を!【訓練の重要性を再認識してみる】

皆さんこんにちは!

プラーナ八戸では本日施設内で避難訓練を実施いたしました。先月にも一度行っており、定期的な訓練を行っているのですが本日も利用者の皆様の迅速な避難によりスムーズな訓練となりました。

でも、訓練とは言えど実際の非常ベルと同じものが鳴ったことで大きな音に「訓練」とはわかっていてもやっぱり焦ってしまったという方も少なくはありませんでした。

いつもと同じように行動しようと思っても有事の際にはそうできるとは限らない…

今日は避難訓練や防災訓練などの「訓練」を行う意味と重要性を皆さんにお伝えさせていただきたいと思います!

 

 

 

「避難訓練」と「防災訓練」の違いとは

 

「避難訓練」を学生の時に行ったという方はほとんどかと思いますが、「避難訓練」がどういったものなのかいまいちピンと来ないという方もいらっしゃるかと思います。

まずは、「避難訓練」とは何か?

そして近年よく耳にするようになった「防災訓練」についてお話させていただければと思います。

「避難訓練」とは

「避難訓練」は消防訓練の一つです。消防訓練というのは消火器や消火栓、消防車等で消火方法を訓練するものです。消防訓練には消火訓練、避難訓練、通報訓練が含まれます。
消火器、消火栓を使用して最初の段階の消火の訓練建物全体に火事が起こったということを知らせ、避難や誘導、避難器具の使用の仕方の訓練、火災の確認後、消防機関に通報するという3種類で成り立っています。

皆さんが学校でよく行っていたのがこの3種類のうちの「避難訓練」にあたるかと思います。

 

「防災訓練」とは

防災訓練というのは災害が起こったときに備えた訓練全般を指します。
例えば津波や地震、テロなどの危険性を事前に想定し、避難の仕方や対策本部の設置、救命救助のやり方などを見直す訓練全般を指します。

皆さんは、避難訓練の際に「口をハンカチで覆う」ことをされているかと思いますが、災害時にこういった行動を正しく行えるように訓練するのも防災訓練の目的です。
建物によりますが、学校では1年に2回避難訓練実施が義務付けられています。収容人数が50人以上の居住があるマンションの場合、年に1回は防災訓練をしなければなりません。

 

「訓練」はなぜ必要?

 

内閣府の「平成29年度 防災に関する世論調査」によると、防災訓練に「参加したことがある」と回答した人の割合は、全体の半数を下回る40.4%でした。「訓練が行われていることは知っていたが、参加・見学したことはない」人は30.7%、訓練が行われていることを知らなかった」人は24.0%で、併せて54.7%の方が防災訓練に参加・見学したことがない状況です。

[注1]内閣府:平成29年度 防災に関する世論調査

防災訓練を含む様々な「訓練」は自然災害への備えとなるだけでなく、地域防災力を高め、企業・法人にとってはBCP対策ともなる欠かせない取り組みです。ここでは、防災訓練を定期的に行うことの重要性を解説します。

 

日本は自然災害が多い国

 

日本は自然災害の発生件数が多い国です。たとえば、日本列島は台風を始めとした熱帯低気圧の通り道になっており、2010年から2019年までの10年間での台風の発生数は平均25.2個、全国への接近数は12.3個、そのうち1年あたり3.7個の台風が日本に上陸しています。

[注2]気象庁:台風の統計資料

また、日本は地震大国でもあります。2009年から2018年にかけての10年間で、全世界で発生したマグニチュード6以上の地震のうち、17.4%にあたる263件が日本で起きています。

[注3]国土交通省:河川データブック 2019

今後も、首都直下型地震や南海トラフ巨大地震のリスクが指摘されており、地震・津波といった自然災害への備えは欠かせません。

こうした自然災害を想定して、保存食や衣類、携帯トイレを始めとした防災用品・セットの確保や、ハザードマップを活用した避難経路のチェックだけでなく、平時より防災訓練を行い、迅速な行動がとれるよう防災意識を養う必要があります。

私たち一人一人が防災訓練へ定期的に参加することが重要であり、その結果自然災害時の迅速な初動対応につながります。

 

防災訓練に参加して平時より防災意識を養いましょう

防災訓練の役割は、具体的な災害シナリオに基づき、災害発生直後の的確な初動対応を学ぶ点にあります。

避難誘導訓練・初期消火訓練・応急救護訓練・救助訓練のほか、防護訓練や安否確認訓練についても繰り返し実施することが理想的です。

自然災害の被害を減らすためには、消防・警察・自衛隊による「公助」だけでなく、家族・近隣住民による「自助・共助」が必要不可欠です。なるべく防災訓練に参加し、日頃から防災意識の醸成に努めましょう。

 

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