みなさんこんにちは。
プラーナ湘南です。
みなさんは普段、体調がわるくなったり、ケガをしたときに病院を利用しますよね?
しかし、いざ病院で症状を伝えようとしたらうまく症状を伝えることができなかった、、
そんな経験はありませんか?
そこで今回は、病院での症状の伝え方についてお伝えしていこうと思います。
なぜうまく伝えられないのだろう?
初対面の人と1対1で話すのは、病院でなくても緊張します。
さらに病院は非日常の空間です。
何をどのように伝えたらいいのか分からず、緊張してしまうのは当然のことです。
症状の上手な伝え方とは?
ではどのようにして自分の症状を伝えたらいいのでしょうか?
「頭痛」を例にあげてみます。
まず、自分が1番困っている症状を伝えましょう。
・1番困っていること
→「頭痛」
・いつから症状がでたのか
→「2週間前からいきなり」
・症状がよくなる/悪くなる行動
→「寝るとよくなる/頭を動かすと悪化する」
・どこがどのように痛いのか
→「頭全体がズキズキと締め付けられるような痛さ」
・その他にも症状があるのか
→「肩こり・めまい・耳鳴り」
・時系列で症状の経過を伝える
→「2週間前に歩いていたらいきなり痛くなった。それから3日1回くらいのペースで痛くなる。」
このようにできるだけ細かく伝えましょう。
医師も顔をみただけで症状がわかるわけではないので、少しでも気になることがあるのなら伝えてみましょう。
そこから重要なキーワードが見つかるかもしれません。
精神科・心療内科の違い
では、精神科や心療内科の場合、伝え方に違いはあるのでしょうか?
まずはふたつの違いについて説明します。
どちらも「こころが原因の病」を扱かっています。
・精神科
「こころの病が主な原因」となり、「症状がこころ」に現れます。
代表的な症状として不安・イライラ・落ち着かないなどの気分症状、幻覚や幻聴などの精神症状、
寝られない・寝すぎるなどの睡眠症状は精神科の対象になります。
・心療内科
「こころの病が原因」で「症状がからだ」に不調となって現れます。
代表的な症状として吐き気、頭痛、全身の倦怠感、胃痛などの症状があります。
背景に心理的きっかけや理由が思いあたるなら、心療内科が適しています。
症状の様々な伝え方
まずは、「いちばん気になっている事」「一番困っていること」を伝えるようにしましょう。
また、投げかけられた質問に対し返事に困ったら「良く分かりません」と素直に答えることも大切です。
医師が質問を切り替えてくれたり、表情や声のトーンから感じとってくれる可能性もあります。
①メモにまとめる
診察で話しておきたい事を整理し、紙にまとめてみましょう。
例えば、
・現在の症状、今なにに困っているのか
・いつから症状があるか、いつから困っているのか
・どのような時にどのような症状がでるのか
・思い当たるストレス要因があるか
・生活環境
・生活リズム(起床時間、就寝時間、寝つき、日中の活動内容)
・食欲(食事をとれているか、美味しいと感じられるか、食事内容)
・からだの調子(だるさ、頭痛、胃痛、吐き気、肩こり、めまいなど)
・こころの調子(不安、焦り、イライラ、消えてしまいたいなど辛い気持ちはあるか)
②ノートにまとめる
定期的な通院になると、大体は長くて5分ほどの診察になります。
さらに症状が改善してくると、通院頻度も1週間に1回から1ヵ月に1回などと変化になっていきます。
通院頻度が減り、間隔があくと話そうと思っていたことを忘れてしまいます。
「前回と変わりません」や「特にありません」などと伝えると医師は、改善に向かっていると思い、
お互いの解釈の不一致が生まれます。
ノートに書く内容
・日付
・体調、気分の変化
・主治医への質問、確認事項
・アドバイスされたこと
・薬について(量、種類など)
・薬の変更があった場合、飲んでみて体調の変化があったか
・前回の診察から変化したこと
ノートにまとめるメリット
・後から見返しや確認ができる
・自分の体調の変化や気分の波の傾向に気づくことができる
・生活リズムの変化がわかる
・話すのが難しい場合、ノートをみせて伝えることができる
などがあります
まとめ
いかがでしたか?
診察は医師と患者との情報交換の場です。
気持ちの変化や症状をできるだけ多く細かく伝えることで、有意義な時間にしましょう。
症状の伝え方として、スマホのメモなどを活用する方法もあります。
自分の症状を理解し、医師と一緒になって治療をすすめることが大切です。
プラーナ湘南ではコミュニケーションを学べるカリキュラムがあります。
自分の気持ちをうまく伝えられない。本当は嫌だけど断ることができない。
などで困ってはいませんか?
自分の気持ちを伝えることで、コミュニケーションが円滑にすすむこともあります。
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