問い合わせる

プラーナ八戸からのお知らせ

プラーナ八戸

ネット上の情報に振り回されない!「情報を正しく読み取るコツ」とは

1人1台スマートフォン(携帯電話)時代と言われる昨今。

インターネットを利用して、様々な情報を瞬時に手に入れることができ、情報が身近に感じられるようになりました。

しかし、その「情報」の数はとても膨大で、自分の欲しい情報にたどり着く前に、違う情報を見てしまい戸惑うこともしばしば…。

SNS上でフェイクニュースが流されたことで世の中がパニックになってしまたことも記憶に新しいですね。

 

今日は、そんな情報が溢れる社会の中で、「情報に惑わされずに、自分が欲しい情報を正しく得るためのコツ」をご紹介させていただければと思います。

 

 

 

人はネガティブなニュースを好みがち

ここで皆さんに質問です。

次のうち正しいのはどちらでしょう。

①「これから先の10年、20年の間でAIやロボットに多くよっての多くの職業が人が行う必要がなくなり、多くの人が仕事を奪われる」

②「これからの10年、20年先でAIやロボットによって、多くの職業が新しく生まれ、多くの人が新しい職業に就く」

 

……どうでしょう?

これは実は「両方とも正しい」です。

なんとなく、①の方が正しいんじゃないかな?と思った方。それは間違いではありません。

人間には「ネガティブ本能」があります。無意識に、ネガティブだと感じるニュースや情報のほうがインパクトが強く感じてしまい記憶に残りやすくなってしまうのです。

①の情報も、言い換えれば「AIが仕事を代行してくれることで効率があがる可能性がある」や「ロボットが肉体労働などの重労働を肩代わりしてくれることで仕事の負担だけでなく家事や介護などの負担も減る」ということであり、ポジティブな側面に気が付くのです。

ネガティブな側面が先に目についてしまうのですが、少し考えてみると違う見方もできるのです。

 

 

ネガティブとポジティブの両面を見る

我々は「ネガティブ本能」を持っている。

ということは、それが分っているのであればニュースやネットで「ネガティブな情報」を受け取った時に、

その情報は「本当なのか?」と疑うクセを持つべきでしょう。

先ほどのAIの情報を例にしてみれば、ネット上で有識者が様々な情報を発信しています。

「AIに仕事が奪われるのは間違い」と発信している方も数多くいます。

情報を受け取る際には、「AIに仕事が奪われる」という記事と、それを反論・否定する記事、その両方を読んでみて、どちらが正しいのか初めて判断できると言えます。

 

どんな情報でも、「ネガティブな記事」だけに飛びつくのではなく、

「ポジティブ」と「ネガティブ」の両方を天秤にかけて自分で判断するというクセを付けると、情報に振り回されにくくなるでしょう。

 

3点読みでバランスを取る!

ネット情報は、専門家ではないライターが書いている記事も多数存在し、正確性や信憑性に注意しなけれなりません。

誰にでも手軽に情報を発信できるようになった分、「フェイクニュース」で嘘を広げようとする情報も存在します。

ネットの情報で納得ができない場合は、「本を読む」ことを習慣にしてみると良いでしょう。本の場合は必ず「著者」が明記されているので「著者がそう考えている」という点において、責任の所在がはっきりしています。

ただし、注意していただきたいのは、「一冊だけ読んでも情報が偏る点でネット記事と同じ」という意識をお持ちいただく事です。

そのため、ここでおすすめしたいのが「3点読み」です。

例えば、「AIは仕事を奪うか」について知りたいときは、「AI反対派」・「AI賛成派」・「AI中立派」の3冊を読むようにします。

3冊読む余裕が無い!という場合には、「2点読み」でも良いでしょう。その場合は「賛成派」と「反対派」の本を読んでみるのが重要です。

それだけでも、その問題について長所と短所、メリットデメリットが明確になり、正しい判断に近づくことができます。

 

ニュートラルな視点で情報に触れる

多くの人は情報を最後まで見ずに、「タイトル」や「切り取った一言」だけに反応してしまいます。最後まで読んで、初めて理解ができる文章もいわゆる「ザル読み」になってしまい、情報を見落とすこともしばしば。

実際に「その記事にどんなことが書いてありましたか?」と聞いてみると、「あれ…?なんだったけ??」と詳しい内容は覚えておらず、タイトルや見出しのみ記憶している場合が少なくないでしょう。

そうならないためにも、情報収集の方法を確立させることが大事です。

 

先入観を取り除いて、ニュートラル(中立)な視点で、情報に接するようにします。

実際にこれを意識して記事を読んでみると、タイトルは刺激的でも内容はそこまで不安になるようなことは書いていないことが多いはずです。

先入観を外し、記事は最初から最後まで読む。

そうしないと、偏った内容ばかりがインプットされてしまい、余計に不安をあおることにもつながりかねません。

 

まとめ

ハンス・ロスリングという方の言葉に、

「世界は『悪い』状態と、『良くなっている』状態を両立している。悪いニュースはドラマチックに感じられることがあるため、良いニュースよりも広まりやすい。」

というものがあります。

 

ぜひ、この記事を活かしていただき、「情報に振り回される生活」から脱却していただければと思います!

 

お問い合わせフォームはこちらから

―次に繋げる―

就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。

お気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229

お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com

 

 

前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事