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プラーナ相模原からのお知らせ

プラーナ相模原

障害者雇用 つらいのに分かってもらえないと思ったら

4月に入り、新年度になりました。
3ヶ月ごと発行のPranaNewsLetterも送付させていただいております。関係機関の皆様、よろしければお目通しいただけますと幸いです。

新しい環境に飛び込まれた方、周囲の環境が変わった方、様々な変化が起こる季節ですね。
特に今年は4月に入っても気候の変動が激しいですね。
何かとせわしない、落ち着かない気持ちになるかもしれません。どうぞセルフケアの時間を大切になさってくださいね。

さて、今回はつらい気持ちを伝えてもなかなか分かってもらえない、そんな経験がある方へのお話をしたいと思います。

 

1.つらいのに分かってもらえない

なんだか辛い、具合が悪い、助けてほしい。
伝えたのに分かってもらえない、助けてくれない。
こんな気持ちになったこと、こんな経験をしたこと、ある方もいるのではないでしょうか。
「分かってもらえない」と感じるととても悲しいですよね。
 
分かってくれないならもういいや。
そんな気持ちになるかもしれません。
けれどここはワンポイント、伝え方を見直してみませんか。
 
 

2.私のことを一番わかるのは私自身

 

 
体調がわるいとき。苦しいとき。
私は今つらいんだ!と感情を吐き出したくなりますね。
ただ相手もつらいと言われてもどうしていいのか分からなくて、あなたにとっては素っ気なく見える態度をとってしまう場合もあります。
そうすると「そんな態度をとらなくてもいいじゃない」とますます辛い気持ちに拍車がかかってしまったりしますね。
 
どうつらいのか。
つらいからどうしたいのか。
つらいからどうしてほしいのか。
 
そこまで伝えて初めて相手はあなたのしてほしいことが分かるのです。
 
体調が悪いのに、つらいのに、私がそこまで伝えなきゃいけないの?
そう思うかもしれません。
けれどこれ以上あなたがつらい気持ちでいることを避けるためにも、ぜひそこまで伝えて頂きたいのです。
 
辛いのはあなた自身で、苦しいのもあなた自身。
あなたの一番の理解者はあなた自身のはずだからです。
 

3.障害者雇用でも同様

 

 
どうしてほしいのかまで伝えるべきなのは、障害者雇用の合理的配慮でも同様です。
合理的配慮とは2016年に施行された障害者差別解消法で「行政や民間事業者に対して、障害者から社会的障壁を取り除いてほしいと表明された際に、企業側の過重な負担にならないときは必要かつ合理的な配慮をするように努めなくてはならない」と定められたものです。
合理的配慮も自己発信が前提となるんですね。
 
ただ重要なのは、障害名を伝えることが合理的配慮を求めることにはならないということです。
 
企業目線で考えたとき、障害者とあまり関わったことがない方は障害名を言われてもどんな障害か想像がつきませんし、同じ障害名であっても必要とする配慮は人それぞれです。
 
「私は【障害名】を持っていて、【どんな特性】があるので【自分ではこういった工夫】をします。【企業からの配慮】を受けることで働きやすくなります。」
 
ここまで伝えて初めて企業側はご本人に必要な配慮を知ることが出来るのです。
その上で企業側が他の従業員の負担が大きすぎないか、配慮を行うだけの環境は整っているか等考慮し、その方を雇用するか決定する流れとなります。企業は支援する対象ではなく、配慮し合いながら戦力となってくれる人材を求めているからです。

 

まとめ

そうは言ってもご本人にとって「困っている」ことは分かっても、「どんな助けが必要か」まで言葉にするのはとても難しいことですよね。
 
そこでプラーナでは自己理解を重要なこととし、独自の書式を用いてサポートさせていただいております。
自己理解を深め、適切に自己発信をする。
そのことが自分が快適に過ごす、快適に働くために重要なステップとなります。

 

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