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意外と難しい「相手の目を見て話す。」面接時に役立つ3つの実行ポイント

目を見て話すコツとは

こんにちはプラーナ海老名です。

 

「相手の目を見て話そう。」多くの方が、幼少期のころに両親や学校の先生に言われた経験があるかと思います。その大切さを頭の中では理解しているものの、いざ意識して実践しようとすると難しく感じたご経験はありませんか?

職場でのコミュニケーションや友達同士での会話、あるいは就職活動での面接。大人になった今、私たちは目を見て話す、相手の話に相槌を打つなど、「自分の意思を表示する」コミュニケーションの場面に数多く向き合わなければいけなくなりました。

プラーナ海老名でもご利用者様から目線の相談をお受けすることがあります。

特に、面接においてどこを見たらいいか迷うというご意見を多く頂きます。

「面接官の目をじっくり見続けるのは緊張する」「目線をそらしていたらコミュニケーション力が低いと思われそう。」

今回はそういった面接で悩みがちな「目線」のコツにつていて3つお伝えをしていきたいと思います。

 

 

目を見て話すことの効果

相手の目を見て話すことによってどのような効果が得られるのでしょうか? 効果を考えるときは、話している自分自身の立場ではなく、相手の話を聞く立場に自分がいることを想定してみるとイメージしやすいかもしれません。

例えば友人に相談事をしたときに、「考えすぎなくても大丈夫だよ」と、うつむいた状態でアドバイスを受けた場合と、真正面から目を見てアドバイスを受けた場合とでは、どちらが安心感や説得力を感じるでしょうか。または、面接の場で「入社したらがんばります!」と、活発な声量で受け答えをするも、目を泳がせながら宣言している人と、瞳を据えて宣言している人とでは、どちらを採用したくなるでしょうか。答えは明瞭で、どちらも後者ですよね。目線に限らず人の表情は心の状態や真意を表します。受け取る側も無意識にその機微な変化を受け取りその言動の裏付けを判断します。

相手の目を見て話すことはすなわち自信や信頼の証明になり、話を聞いている相手は安心します。すると、自分の意思や考えが相手にしっかりと伝わるようになるのはもちろん、誠実な印象を相手に与えることができるようになります。

「相手の目を見て話す」は難しく感じながらも何気ない習慣かもしれません。しかし、日ごろから大切にすることで、いざ対話や重要な場面に直面したときに正しく対処できるようになります。

 

 

相手の目を見て話せない原因

相手の目を見て話せない原因は様々あります。

その根本に潜んでいるのは自分に自信がないという気持ちです。

自分自身の意見や発言に対する不安、外見のコンプレックス、過去の苦い経験など、「自分を認められない」という負の感情が心に宿っていると、相手の目を見るという行為がどうしても難しいものに感じられてしまうのです。

また、医学的にも発達障害を持つ人は「話相手の目を3秒以上見つめられない」という事症状があり、脳神経にのひとつである視覚系脳番地の未成熟が要因と言われています。

また心理学的にも、自分の視線が相手を不愉快にさせてしまうのではないか、自分の視線が相手から変に思われるのではないか、などと不安になり相手の目を真正面から見られなくなる正視恐怖症という症状があることが認められています。

「目を見て話せない事は自分自身の自信のなさ」の罠にはまらない為に

上記で挙げたように目を見て話せない人の特徴として、過去の経験、自身のコンプレックス、強迫観念といった発信者としての自信を感じられていないために発信することへの苦手意識や「相手の目を見て話す」ことについて深く考えすぎるあまり、どの程度じっと見つめるのが正解なのか、どのタイミングで視線を外せばいいのか、混乱し挙動不審になってしまうなど、単純にテクニックとして習得できていない可能性もあります。

自分自身の自信のなさを変えるといった自分自身の思考や考え方を大きく変えることはとても大変な作業です。

だからこそ、テクニックを身に着け目を見て話すことが出来るように、負担に感じなくなるようになれば、「目を見て話すことが出来るようになった」と自分自身の自信を一つ増やすことでできます

特に面接時における目線の使い方はテクニックが重要です。

次に面接における目線づくりのテクニックを3つのポイントに絞って、正確に自分自身の意思や、自己PR、会社への想いを伝える為の目線づくりをお伝えしてまいります。

 

 

面接時に役立つ3つのポイント

それではここからは、実際に面接時に役立つ相手の目を見て話すコツをご紹介していきます。

1. “自分が相手をどう思うか” に意識を向ける

相手の目を見て話せない根本的な要因が自信のなさであることは先述しましたが、対面し、自分自身を伝えるとき、特に面接においては、心のどこかでつい「相手によく思われなければ……。」と自分自身に過度な負担をかけてしまうものです。ここで大切になってくるのが、”相手が自分をどう思うか”ではなく “自分が相手をどう思うか” に意識の先を向けることになります。「相手のいいところはどこだろう」「相手のこんなところが好きだな」と相手を観察する気持ちを持つことができれば、心にも余裕が生まれるようになってくるはずです。

 

2. 目ではなく鼻や眉間、または喉元あたりを見る「ソフトアイ」

“相手の目を見て話す”といっても、面接官に目線を意識しすぎて顔がこわばり、かえってマイナス印象や不快感を与えかねません。適度に目をそらすことも大事ですが、”相手の目を見る”というよりも “鼻や眉間あたりを見る”、 “喉元(男性面接官であればネクタイの結び目)”に目線を向け、視点を点で合わせるのではなく、相手の肩幅ぐらいの範囲をおぼろげに視認できるようにイメージを持つことを意識してみましょう。こういった目に入る情報に焦点を作りすぎないソフトアイを用いれば、相手の顔色に自分のペースを乱されなかったり、相手の言葉と自分の頭の中に意識をフォーカスしやすくなり、余裕を持って自分自身が伝えたい事を相手に伝える事ができます。

 

3. 複数人がいるときは見る対象を決める

会議やプレゼン、また複数人の面接官のいる面接となる場合は、話を進めている中で真剣に聞いてくれているであろう人を頭の中で数人ピックアップし、その人たちに向けて順々に語りかけるように話していくとよいでしょう。常に一定の人を見るというよりは、視線の「動線」を意識して順々に見ていくイメージです。ソフトアイを用いて話のつなぎ目や句読点で視線を移動させていくと、特定の1人に話をしているよりも多くの方に語り掛けているような印象を与えられ、コミュニケーション能力のアピールにもつながります。

 

 

まとめ

コミュニケーションを取る際に「相手の目を見て話す」ことはとても重要です。例え一朝一夕では身につかなくても、繰り返し実践していけば自分自身のスキルとして少しずつ定着してくるはず。失敗を恐れず、思いきって相手の目を見ながらお話をしてみてはいかがでしょうか。プラーナ海老名では、コミュニケーションやソーシャルスキルなどのカリキュラムや日々の会話の中で、社会共生生活における会話のコツや関わり合い方をご利用者様、職員と一緒に考えていく事を大切にしています。目を見て話すことに限らず、社会生活にけるコミュニケーションの中での苦手意識やお困りごとなど、お気軽にご相談ください。

 

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