こんにちは。プラーナ宮崎です。
宮崎は先日、通年より早い桜の開花宣言があり、日中は暖かくなってきました。
季節の変わり目であり、朝晩との気温差が激しい日も多いため、体調を維持するために、体調に合わせて利用ペースを相談されるご利用者様が増えています。
また、この時期は卒業式を迎えられる方も多く、新たな気持ちで旅立つ方も多い一方、今後の進路や見通しが見えず、不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそのような不安をおもちの方へ向けたお話をしていきたいと思います。
卒業後の進路選択
卒業後の進路といえば、「進学」、「就職」の2つが大きく挙げられます。
特に大学生となると3年生を迎えたころに、就職活動を始め、卒業後にはどこかの企業に入社する流れが一般的です。中には、周りが就職活動しているから、なんとなく就職活動をしているという方もいらっしゃるでしょう。
「就職したい会社がない」、「自分が何をしたいかわからない」ので、とりあえず今できているバイトを継続するという選択肢もあるかと思います。
周りから就職の内定が決まった、進学が決まったと聞いて、まだ決まっていない自分は大丈夫だろうかと、他者と比較し、不安や焦りで押しつぶされている方もよく耳にします。
体調を崩しがちな方、なかなか学校に通うことができないという悩みをもたれている方にとっては、進路をどう決めていけばいいかは悩みの一つではないでしょうか。
そのような方にお勧めなのが、進学でも就職でもない選択肢の一つとして「就労移行支援」です。
就労移行支援サービス
この時期、高校や大学卒業後の進路選択のひとつとして、お問い合わせ、相談を受ける機会が増えています。
就労移行支援とは、
- やりたいことがわからない
- 体調が整わない
- 一般企業へ就職をしたいけど、今は自信がない
- ひとりで就職活動をするのが不安
といった方に向け、就職にむけた準備をサポートする、就職の予備校のような場所です。
就労移行支援を利用すると、次のようなメリットがあります。
- 自分に合った仕事を見つけることができる。
プラーナでは、得意不得意、好きなこと嫌いなこと、向き不向きを整理することのできるプログラムを展開しています。自身の強みを見つけ、苦手に対しては必要なサポートを一緒に考えます。
また職場見学・職場実習を通して、企業様とのマッチングを確かめていきます。
- 周りの方を頼る、相談をすることができるようになる。
一人で抱え込んでしまう、頑張りすぎてしまうという方もいらっしゃると思います。
プラーナでは相談に力を入れています。利用登録後に担当職員が付きますので、体調について日頃の困りごと、生活での不安、就職に関する相談ができます。
また日頃から相談をすることに慣れることで、相談スキルを身につけることができ、就労をした際に上司への相談などにつながります。
- 無理をしない、自分に合った働き方を知ることができる。
皆さんは自分に合った働き方を考えたことがありますか。求人情報を見る際に、生活の安定を図りたくて、給与面を重視している方もいると思います。就労への条件や希望を整理し、優先順位をつける必要があります。体調を優先するのか、生活リズムを優先するのか、自分の時間を優先するのか、多角的に整理し、皆さんが無理なく働ける働き方を見つけていきます。
- コミュニケーションスキルやのストレス対処の仕方を身につけることができる。
体調だけでなく、お気持ちや対人関係での不安をおもちの方もいらっしゃると思います。プラーナではストレスマネジメントやコミュニケーションといった対人関係のスキルを強化することのできるプログラムも提供しています。
他者との話し方や気持ちの伝え方など、実践を通して、就労に必要な対人スキルやコミュニケーションスキルを身につけていけます。
- 体調管理、生活リズムを整えることができる。
ご自身の体調管理法を身につけることができます。
プラーナでは、自分のペースで利用を開始していただきます。週2日利用している方、朝が苦手なため、午後のみの通所をされている方など、自分のペースでの利用を促しています。
無理のない利用を継続することで、体調やお気持ちの安定を図りながら、徐々に体調や生活リズムの改善をし、利用時間や利用日を増やしていけるよう支援しています。
まとめ
卒業は大切な節目の一つです。卒業後の進路は多様化しています。
自分の将来に向けて、焦らずに、ひとりひとりにあった進路選びをしていただきたいと考えています。
プラーナでは、しっかりとした「準備期間」をもつことで、ご自身の体調やお気持ちと向き合い、安心して長く働ける環境を見極められるよう就労の土台を作っていきます。
ご利用に際しましては条件等がございますが、ご相談のみ、見学のみの対応もさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。