こんにちは、プラーナ宮崎です。
先日、宮崎では「ふれあい合同面接会」が開催され、当事業所の利用者様もたくさん参加されました!
当日に向けて、スタッフと一緒に一生懸命面接の練習を重ねてきたみなさん。「ものすごく緊張しました……!」とおっしゃりつつも、「事前の準備があったから、自信を持って面接官の目を見て話せました!」と、晴れやかな表情で報告してくださる姿がとても印象的でした。
そんな面接会の事前準備の中で、利用者様と一緒にじっくり考えたのが「合理的配慮」の伝え方です。
2024年4月から事業者(企業)への義務化も進み、広く知られるようになった言葉ですが、準備の段階ではみなさんから以下のような切実な疑問や不安の声を本当によくいただきます。
- 「言わなくても、企業側で気づいて配慮してくれないのかな?」
- 「配慮をたくさん求めすぎると、ただの『わがまま』だと思われて落とされるんじゃ……」
実は、合理的配慮には「自分から発信(自己申告)しなければ受けられない」という大前提があります。そして、「わがまま」と捉えられないためには明確な境界線が存在します。
今回は、面接でも非常に重要となるこのポイントを分かりやすく解説します!
<目次>
1.大前提:合理的配慮は「自分から発信」しないと受けられない
結論から言うと、合理的配慮は「労働者(あなた)からの意思表明(発信)」があって初めてスタートします。企業側から「こういう配慮はいかがですか?」と察して先回りしてくれるわけではありません。

なぜなら、障害の特性や「困りごと」は、人によって100人100様だからです。
(例)同じ「聴覚過敏」がある人でも、
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- Aさん:「静かな席を用意してほしい」
- Bさん:「席の場所はどこでもいいから、ノイズキャンセリングイヤホンの着用を許可してほしい」
このように、必要な工夫は全く異なります。
企業は「よかれと思ってした配慮が、本人にとっては逆に負担だった」という事態を避けるためにも、「まずは本人から、何に困っていて、どんな配慮がほしいのか教えてほしい」と待っているのです。
「言わなくても分かってほしい」と抱え込まず、自分の取扱説明書を自分から渡す姿勢が、障害者雇用のスタートラインになります。
2.「合理的配慮」と「わがまま」の境界線とは?
「自分から発信しよう!」と言われても、「これってわがままって思われないかな…」と不安になりますよね。
その境界線は、ズバリ「目的」と「歩み寄り」にあります。
分かりやすいように、具体的な違いを比較してみましょう。

「わがまま」になってしまう例
- 「朝が苦手で起きられないので、毎日遅れて出社させてください」
⇒ 理由が曖昧で、会社に一方的な負担を強いているため、わがままと捉えられかねません。
「合理的配慮」になる例
- 「服薬の副作用で、朝の〇時頃まで強い眠気が出る特性があります(根拠)。そのため、勤務時間を10時〜17時の時短勤務からスタートさせていただきたいです。体調が安定したら、徐々に時間を延ばしていきたいと考えています(歩み寄り・成果への意欲)」
⇒明確な理由があり、働くための前向きな提案になっているため、企業も「それなら調整しよう」と検討できます。
3.企業と「建設的対話(話し合い)」をしよう
合理的配慮は、あなたの希望が100%そのまま通るわけではありません。
企業の規模や業務内容によっては、「その配慮は、うちの会社ではどうしても難しい」というケース(過重な負担)もあります。
大切なのは、断られたときに「配慮してくれない!」と怒るのではなく、「じゃあ、間をとって〇〇という方法ならどうですか?」と話し合うことです。これを法律では「建設的対話」と呼びます。
企業は、完璧な人を探しているのではなく、このように「お互いに歩み寄って、一緒に解決策を考えられる人」を求めています。
4.ひとりで行う「発信」が不安なあなたへ
「自分の特性をどう説明したらいいか分からない」
「わがままに聞こえない文章を作る自信がない」
そう思うのは当然のことです。だからこそ、私たち就労移行支援事業所があります!

プラーナでは、あなたの「得意・苦手」を客観的に整理し、企業に1発で伝わる「就労パスポート」や「セルフナビゲーションシート」をスタッフと一緒に作成します。
また、面接や実習の場にスタッフが同行し、あなたと企業の「建設的対話」がスムーズに進むよう、間に入ってサポートします。
「自分のトリセツ」を作って、自信を持って就活を始めませんか?
いつでもお気軽に、ご相談ください!
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就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。
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