みなさん、こんにちは。
プラーナ宮崎です。
5月も折り返しを迎え、もうすぐ梅雨に入りますね。
雨の日でもご機嫌な自分でいるために、ぜひ自分の近くに好きなもの・落ち着くものを置いて過ごしてみてくださいね。
憂鬱な気分を和らげてくれますよ!
さて、今回は「自分の意見を否定または反対された時の対処方法」について、みなさんに共有したいと思います。
なぜモヤモヤしてしまうのか
職場やプライベートで、自分の意見を相手から否定もしくは反対されて、気持ちがモヤモヤしてしまった経験はありませんか?
なぜ人は自分の意見を否定・反対されるとモヤモヤしてしまうのでしょうか。
それは、相手が自分の意見に対して否定・反対していたとしても、自分自身のことを否定・反対されたと思い込んでしまっていることが一つの原因として挙げられます。
否定・反対される=自分の存在を否定されると間違った認識をしてしまうことで、気分が落ち込んでしまい、モヤモヤが残るのです。
これは認知の歪みと言われるもので、思考のクセとも言えます。
では、このモヤモヤを軽減するためには、どのような方法があるのでしょうか。
対処方法~思考編~
まず、自分自身のことを否定・反対されたのではなく、あくまで自分の意見に対して否定・反対されたのだと認識することが必要です。
そのためには、以下のような対処方法がオススメです。
1.相手の話を最後まで聞き、否定・反対された理由を自分に落とし込む
自分の意見に対して、相手はどういった点に否定・反対しているのかを理解するようにすると、意識が自分の気持ちではなく、相手の話の内容に向きます。
また、自分も相手の話の中でわからない点を質問することで、健全な話し合いを進めることができます。
大事なのは自分が腑に落ちるまで、相手の話を冷静に聞くことです。腑に落ちないまま、感情的になって発言してしまうと、別のモヤモヤが発生してしまうので注意しましょう。
自分が納得行くまで相手の話を聞き、自分の中に理由を落とし込むようにすれば、自身の引き出しを増やすことにも繋がります。
2.自分の発言を振り返る
自分が何気なく言ったことに対して、相手が納得できずに引っ掛かっている可能性もあります。
そういった場合は、自分の発言のどの部分に相手が否定・反対しているのか、自身では気付きにくいことがあるため、どこに引っ掛かったのか相手に質問・確認することも有効な方法と言えます。
その際も感情的にならないように意識しながら相手に質問・確認していきましょう。
また、自分の発言を振り返ることで、伝え方や表現のクセを振り返ることもでき、よりよい相手への伝え方の気付きにも繋がります。
3.相手に期待をしない
モヤモヤしてしまう原因の一つに、「相手も自分と同じことを思っているはず」と相手に期待してしまっていることが挙げられます。
自分の意見を発信する時は、「相手と自分は違う意見である」という前提の元、話を進めていくと気持ちが楽になります。
理由としては、自分の意見を否定・反対されても「相手と自分は違う」という前提があるため、それほどショックを受けずに済むからです。
「自分の意見をわかってもらえたらラッキー♪」と認識を変えていくことで、精神的な負担を軽くすることができます。
対処方法~行動編~
次にご紹介するのは、行動することで体の機能へアプローチしていく方法です。
1.深呼吸をする
深呼吸をすることで自律神経に働きかけ、精神的に落ち着くことができます。
呼吸は自分の意思で自律神経のバランスを調整できる方法の一つです。
腹式呼吸で鼻から吸って口から吐き出す方法が一番取り組みやすい深呼吸です。
深呼吸を繰り返すことで、全身の緊張がほぐれ、リラックス効果も期待できます。
モヤモヤした時だけでなく、緊張を感じた時やそわそわしてしまう時にも深呼吸することで、呼吸を整えて気分を和らげることができます。
2.睡眠をとる
「嫌なことは寝て忘れる」という方も少なくないですね。
これは意図的に深く考えないようにするための方法と言えそうです。
脳は睡眠をとっている間、起きている最中に知り得た情報の整理を行うようにできています。
一度睡眠をとり、脳内の情報を整理することで、目が覚めた時には気分もスッキリし、モヤモヤも軽減されているはずです。
ただし、長時間眠ってしまうと睡眠リズムが乱れてしまう可能性があるため、15~20分の短時間の睡眠にとどめておくようにしましょう。
3.家族・友人・知人など、気の置けない人に相談する
ぜひ、相手から否定・反対されて自分が感じたことを言葉・文字に変換してみてください。
言葉に変換すると自分の発した言葉から聴覚へ、文字に起こしたものを読み返すことで視覚へ、新しい情報として脳内で処理されます。
そうすることで、客観的な視点が加わり、否定・反対されたことを違う視点で考えられるようになります。
また、頭の中で考えているだけでは気付けなかったことに気付くこともあります。
また、誰かに相談する時は、対面で相談した方が気持ちを切り替えるには適しています。
対面の方が相手の表情や仕草、声のトーンを肌で感じながら話をすることができるからです。
ただ、現在コロナ禍のため、対面でお話する際は、マスクの正しい装着やパテーションを活用するといった感染症対策をしっかり取るように心がけましょう。
もちろん、メールやSNS上のやり取りでの相談でも効果はありますが、文字だけでのやり取りになり、相手の感情が読みとりにくいので、「ちゃんと伝っているだろうか?」と別のモヤモヤが発生してしまう可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した対処方法は、プラーナで実施しているカリキュラム「WRAP」の中で、実際に参加された利用者様が実践されているものです。
特に思考編の対処方法については、利用者様自らの経験上で発見した対処方法とのことなので、より効果的かと思います。
ぜひ気になるものがあれば、普段の生活に取り入れてみてくださいね。
自分の気持ちをコントロールできるようになると、心にゆとりを持って就職活動を進めていくことができますよ。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
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