一年には何度か、新しい気持ちで何かを始めたいと思うことがあります。
周りの人が何か新たな目標をもって、進む姿に刺激をうけて「私も何かに新しいことを」と思いつつも「でもなぁ、できるのかな」と自信が持てない方も多いのではないでしょうか。
自信が持てないのはなぜなのでしょうか。仕事をするうえでも必要な「自信の持ち方」をご紹介します。
「失敗するかも」自信がもてないのはあなたの「クセ」が原因かも
「自己肯定感」、この何年かで認識度が上がった言葉の一つではないでしょうか。
働く上で、自信がない、自己肯定感が低いことは多くの方が抱える大きな悩みの一つです。
まだ何もしていないのに、失敗したときの事ばかり心配して仕事に取りかかるのが辛くなり常に仕事への緊張感がありストレスとなってしまいます。その自信のなさは「思考のクセ」が原因かも知れません。その仕事とは関係のない、これまでの失敗やミスが心のしこりにとなって頭に残り「できない」と思ってしまいます。この「思考のクセ」は自分ではなかなか気づくことができません。気づくためのヒントの一つとして自分自身を客観的にみる方法があります。
自分の目線で見るのではなく第三者の目線で自分の思考をのぞきます。自信が持てないと思った時に自分がどんな思考になのかを知ること、気づくことが大切な一歩となります。ネガティブな思考になっている時ほど、自分の心の状態をより客観的に理解することができると言われています。「思考のクセ」は無理に治すのではなく、「自分はそのように考えるのだ」ということをそのまま受け入れてあげてください。自分の思考のクセを客観的なデータとして集めていくと、「自信のない自分」への不安や焦りにとらわれることが少なくなり、仕事への辛さが軽くなっていきます。
「ネガティブワード封印」言葉の力で自信がついて、人間関係もよくなる!?
自分の思考のクセを把握できたら、次に試してもらいたいのがネガティブワードの封印です。
- だって…
- だけど…
- でも…
- どうせ…
- どうして…
これら、ダ行で始まる言葉を使わないようにしてみてください。特に、話をダ行で始めてしまうと、その文章は自分自身を否定するような形になりがちです。人間は自分の発する言葉で自分の行動を操ることがあります。つまり、否定的な言葉は行動を止めてしまうことがあるのです。自分を否定する言葉が減ることでポジティブな言動が増え、「できない」から「できるかも」に徐々に変わっていけます。
さらに、ダ行を減らすことで人間関係がよくなるという良いことがあります。
ネガティブな言葉を多く使っていると、相手を否定することも多くなるので、周りの人が快く思えずに、関係がギクシャクしてしまいます。ダ行を使わないようにすることで、相手の話を聴く姿勢も変わり人間関係が円滑になり仕事がやりやすくなり、自信のなさが軽くなります。
好きなことをリスト化して、自信を付けていく
言葉だけではなく、行動で自信をつけて自己肯定感をあげて、自信を持つ方法があります。
自分の好きなもの・人・時間・場所をできる限り紙に書きだしを行い、好きなことをリスト化してください。ポイントは「たくさん」好きを書きだすことです。少数になってしまうと、その「好き」に依存してしまいうまくいかない事があるので些細なことでいいのでたくさん書きだしてください。次に自分の好きなものに触れ合う時間をつくるにはどのように生活をすればよいのかを考えます。一日の時間には限りがあります。自分の好きなことをやる時間なんて全くないと思ったならば、何かを削ることが必要になります。そこで自分の意志でやることに優先順位をつけてみてください。そうすることで自己肯定感を高めるきっかけになります。順位づけをしてみて、「~すべき」が多くでてきたならば、「べき思考」にとらわれている可能性があります。そして「べき思考」にとらわれて、行動に制限がかかってしまっているかもしれません。
例えば、「休みの日は本を読んで過ごしたいけれど、家のことを片付けておかないと」と思って「ゆっくり過ごす」に制限をしてしまいます。この「休みの日は家のことをするべき」を「家のことをしたいな」という願望に置き換えてみてください。願望にすることで、できなかったとしても、「願望だからできなくても仕方ないか」と、心にゆとりができます。このゆとりがあると、「今週は忙しかったから、読みたかった本を読んで過ごそう」と自分の好きなことリストの上位にあった「本を読む」を選ぶことで、自分の意志にもとづく行動によって、自己肯定感が上がり、自信がつきてきます。
いかがだったでしょうか。
毎日の仕事で、自信を持てずに過ごすのは誰でも苦しく辛い事ですよね。少しでも自信をもって新たな目標をもち、挑戦して、仕事の楽しいを見出していきたいですね。
自信を持つことは一瞬でできることではありません。しかし、ちょっとした考え方の違いや、言動によって「徐々に自信がついてくるのかも」、思っていただけのではないでしょうか。それと同時に、「一人でできるかな」と思った方もいるかも知れません。一人で難しいと思ったら、誰かの手を借りるのがよいですよね。
つながる、ひろがる、のびていく
一歩を踏み出す事は簡単ではありません。
しかし、一度つながりあう事ができれば、そこから世界が広がっていきます。そしてぐんぐんと伸びていきます。
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